研修医教育

研修医教育ページへ戻る

抄読会

2013年度

日々の生活にもだいぶ慣れ、春の関連病院への出張を目前に控えた後期研修1年目の先生達を対象として2月から抄読会が行われました。
発表者は上級医の指導をマンツーマンで受けながら事前にスライドを準備し、発表15分、質疑応答15分というスケジュールで発表が行われました。
1年で最も寒くて暗いこの時期に、週1回朝7時15分から抄読会という非常につらい日程でしたが、研修医の先生たちは立派に発表をこなし、毎回多くの医局員の先生方が応援と指導のため参加してくれました。

この抄読会では一方的に論文を与えられて読む、というのではなく日々の臨床に直結するような身近なテーマをいくつも提示され、選んだテーマに沿う内容の総説や大規模臨床研究に関する論文が渡され、それをもとに指導医と何度もディスカッションを重ねて発表が行われました。またこの抄読会の目的は英語論文を読むということのみにとどまらず、パワーポイントの使い方、スライドの作り方のいろは、そして人前でのプレゼンテーションのスキルを磨くということにも重点が置かれました。バランスのとれた臨床医になるためにこの抄読会が少しでも役に立てばと思います。

各回のテーマと抄読会で使用された論文は下記のとおりです。

テーマと抄読会で使用された論文
  • 第1回 遠藤/関「術中の血圧はどのくらいを保つ?」 Relationship between Intraoperative Mean Arterial Pressure and Clinical Outcomes after Noncardiac Surgery. Walsh M, et al. Anesthesiology. 2013
  • 第2回 菅家/羽鳥「脊髄くも膜下麻酔と硬膜外麻酔の合併症頻度」 Serious complications associated with spinal and epidural anaesthesia in Finland from 2000 to 2009. Pitkanen MT, et al. Acta Anaesthesiol Scand 2013
  • 第3回 瀬上/南嶋「吸入麻酔薬使用時にBISは必要?」 Prevention of Intraoperative Awareness with Explicit Recall in an Unselected Surgical Population. Mashour GA, et al. Anesthesiology. 2012
  • 第4回 勅使河原/西村「eGFRは患者予後を反映する?」 Preoperative Estimates of Glomerular Filtration Rate as Predictors of Outcome after Surgery. Mooney GF, et al. Anesthesiology. 2013
  • 第5回 菅家/関「術後の胃管留置は必要か」 The role of nasogastric tube in decompression after elective colon and rectum surgery: a meta-analysis. Wensheng Rao, et al. Int J Colorectal Dis. 2011
  • 第6回 瀬上/羽鳥「高濃度酸素の是非」 Effect of Intraoperative High Inspired Oxygen Fraction on Surgical Site Infection, Postoperative Nausea and Vomiting, and Pulmonary Function. Hovaquimian F, et al. Anesthesiology. 2013
  • 第7回 勅使河原/南嶋「1POD、痛いのはどの手術?」 Pain Intensity on the First Day after Surgery: A Prospective Cohort Study Comparing 179 Surgical Procedures. Gerbershagen HJ, et al. Anesthesiology. 2013

↑PAGE TOP

慶應義塾大学医学部 麻酔学教室(直通)TEL : 03-5363-3107(内線61608)