学会・研究会

米国麻酔科学会 参加体験記 (後期研修医1年 黒瀬瞳)

私は10月にBostonで開催されたAmerican Society of Anesthesiologists (ASA) の Annual Meetingに発表者として参加させていただきました。いつか海外学会で発表してみたいと思っていたので、お話をいただいたときはとても嬉しかったです。海外学会はもちろん、国内でも学会発表経験がなかったので、不安はありましたが学会経験豊富な指導医の先生方に恵まれ、後押ししていただけたのでチャレンジしてみることに決めました。

4月にめずらしい症例を経験し、5月締め切りのMedically challenging cases というセッションに駆け込みで応募しました。7月に採択の通知が届き、9月までにポスターと原稿を作成し、10月に学内で予演会を行い、10月21日にボストンで発表して参りました。

ポスター作成のためには背景知識が必須であり、文献を調べること自体が麻酔学および英語のよい勉強となりました。また、ポスターの構成は論文の構成に近いものがあり、論文作成の基礎も同時に学ぶこととなりました。初めての作業は困難なことも多く、どこから手をつけたらよいか迷うことばかりでしたが、先生方の熱心な指導のおかげで作業を進めることができました。指導医の先生方は臨床医であると同時に研究者としての姿勢を常に持ち合わせていらっしゃり、その背中を見ているうちに、日々の臨床の中の疑問点が研究の種になることを知りました。

準備の段階は不安が強かったですが、現地に到着してからは、ASAを楽しむことができました。世界中の麻酔科医が集合しているという事実や、企業展示ブースの迫力に圧倒されながら、英語のセッションを聞いたり、医局の先輩方の発表を聞いてASAを満喫しました。自分の発表は緊張もありましたが、予演会が非常に役立ち、質疑応答まで何とか乗り切ることができました。自分の発表に対して他国の麻酔科医から意見・反応がいただけたことで、手ごたえを感じ、発表の意義があったと思えました。また、同期や先輩方と異国の地で観光したりゆっくりお話できたことも、ASAの大切な思い出となりました。

麻酔科1年目から貴重な経験をさせていただき、大変ありがたく思います。今回の経験を通じて、将来研究者として海外留学したいという目標ができました。まずは後期研修医として麻酔の基礎を習得する段階ではありますが、リサーチマインドを忘れず、日々の臨床に向き合って行きたいです。


ASA企業ブース入り口で同期と

医局の先輩の発表を聞いて

自分の発表の様子

Boston観光ツアー

日本臨床麻酔学会 第36回大会(2016年11月3~5日)


柴田琴子先生

高知県にて行われた本大会では、後期研修医1年目の柴田先生が発表を行いました。

関東甲信越・東京支部 第56回学術集会 (2016年9月3日)

後期研修中の先生方を中心に発表をしました。
準備そして本番、多くのことを吸収して、立派に発表をしてきました。


荒井香菜先生

高橋純子先生

久保直子先生

日本麻酔科学会第63回学術集会 (2016年 5/26~5/28)

大学院2年 倉住 拓弥:
 演題 「低頭位傾斜と高二酸化炭素血症が脳循環調節に与える影響の実験的検討」
    (日本大学医学部衛生学との共同研究)
助教 伊原 奈帆:
 演題 「プロリン水酸化酵素阻害剤はマウスのLPS誘発性敗血症性心筋症を軽減する」

が優秀演題に選ばれました。慶應義塾大学からは合計5つの演題を発表しました。

関東甲信越・東京支部第54回学術集会(2014年 8月30日)

今年入局した先生方が中心に発表しました。
初めての、学会発表でしたが立派に発表を終えました。

日本麻酔学会第61回学術集会(2014年 5/15~5/17)

慶應義塾大学から7つの演題を発表しました。7題中4題が優秀演題として選ばれ、そのうち「ラット侵襲モデルにおいて深い吸入麻酔は炎症性サイトカイン分泌を促進する」を発表した井上 敬先生、「マウス急性肺障害モデルにおけるIL-10の発現および産生細胞の検討」を発表した坂口 了太先生は最優秀演題に選ばれました!

日本区域麻酔科学会第1回学術集会(2014年 4/25~4/26)

「硬膜外麻酔と手術創感染:好中球分泌蛋白リポカイン2発現を介する機序への効果」が優秀演題に選ばれ、五十嵐 達先生が発表しました。

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