集中治療センター

施設紹介

施設紹介慶應義塾大学病院集中治療センター(Intensive Care Unit: ICU)は1988年5月に急性期重症患者を収容する20床の病棟として開設されました。2000年に厚生労働省特定集中治療室として4床が整備され、総病床数14床を有する急性期病棟として院内急性期医療の中心的役割を担ってきました。2011年には厚生労働省特定集中治療室を10床に増床して現行の体制となり、院内外で発生した急性期重症患者の集中治療に幅広く対応しています。2018年の5月には現在建設中の新病院棟へ移り、施設が充実した病棟にてさらなる高度急性期集学的治療の提供を目指していきます。

業務内容

業務内容当ICUはsemi-closed ICUとして、センター長1名、副センター長1名を含む麻酔科医6名がICU専従医として日々診療に当たっています。毎朝行われているカンファレンスでは、主診療科担当医・看護師・臨床工学技士・薬剤師と治療方針について協議・共有した上で診療を行っています。呼吸・循環管理のみならず、栄養管理やリハビリテーションなどを含めた全身管理に積極的に介入し、急性期患者の予後改善のために質の高い集中治療の提供を行っています。ICU外では、ICU専従医、歯科医師、看護師、臨床工学技士、理学療法士によって構成される呼吸ケアチーム(Respiratory care Support Team : RST)として一般病棟における人工呼吸器管理患者の治療に介入し、人工呼吸器からの離脱促進や栄養管理、鎮痛鎮静管理のみならず、転院、在宅管理への移行の支援も行っています。週1回の回診を通して、主診療科担当医や病棟看護師とも患者の状態を共有し、適切な対応・管理を実践しています。

診療実績

内科、外科患者を問わず、術後患者から院内、院外急変患者まで、幅広い患者層を受け入れています。2016年の年間症例数は1057例でした。
「救急科含む外科系患者:891例、内科系患者:166例、人工呼吸管理症例数:548例」

研究

せん妄予防や早期リハビリテーション、経皮的気管切開の安全性や低侵襲循環動態モニタリング、播種性血管内凝固症候群(DIC)に対する治療、などに関する臨床研究を行っており、国内のみならず国際学会でも毎年発表を行っております。

教育

教育当教室の麻酔科後期研修医は研修プログラムに沿って、3~6ヶ月間のICU研修を行います。上級医の指導の下、重症患者の全身管理や治療方針の決定方法に加え、様々な病態に対応する知識・判断力・危機管理能力を習得することができます。加えてエコー検査、気管支鏡検査、経皮的気管切開術などの手技も学ぶことができます。また学会や研究会での発表の機会もあり、発表の経験を積むことも可能です。

ページ先頭へ